皆さんは人前で自分の意見を言うことは、どうですか?
わたしはすごく抵抗があります。
「二項対立」という言葉があるように、一方の側の意見を言うと必ずもう一方の意見が存在します。
そうすると、そのもう一つの側の意見から辛辣な批判や否定が飛びます。
それが昔の組織で言うと、権力を持った人たちが、もし私の意見と違う側の意見だとすると
君は何を言ってるのだね?そんな非現実的なことを言っていても始まらない。
とか、もっと深く考えなさい。とか言われて否定されてしまいます。
これがいわゆる昭和時代の組織です。
それでも強く自分の意見と貫き通す人がいて、わたしはそういう人を尊敬のまなざしで見ていました。
たとえ自分の意見と違う側の意見であったとしても。
そういう人になりたい。
若い頃からそう思っていました。
そんなわたしも日々成長して、いまは少し自分の意見を言えるようになりました。
でも、多くの場合、外して嘲笑を買っているようです笑
なぜ言えるようになったか?
人の意見の内容なんて2時間も経てば誰も覚えていないから。
お前の髪形はお前が気にするほど、誰も気にしていないから。
岸見一郎先生の「嫌われる勇気」に掲載されている一文です。