アカンたれ記② 「大きな絵を描いてプレッシャーに沈む」

あ。いいこと思いついた

1人でめっちゃ盛り上がる。

ワクワク、ドキドキが止まらない!

と、思っていたら、

 

失敗したら恥ずかしいな。

たぶん誰かにこういうこと言われて、折れるやろな。

だいたい俺に、そんな大それたことは無理やな。

 

そして、いいアイデアは形にされずに終わっていく。

こんなことは昔は日常茶飯事でした。

 

28歳の頃。

食品添加物や環境汚染問題にすごく興味があって、

自給自足、自家発電、エコな街づくりなんていいんじゃない!

って思いついて、絵を描いたりしていた。

食事は当番制でオーガニックな料理を作り、シェアする。

エコタウン内食堂を住民でシェアする。

街のはずれに共有農園があり、毎日順番に世話をしながら

オーガニックな野菜を育てる。

水はろ過装置を作り、雨水利用でシェアする。

電気もコンポスト発酵時に出る力を利用したり、

エコナ発電装置を設置して自前で利用する。

考えているとドキドキが止まらない!

だけど、結局何も動かずに終わってしまった。

 

いきなり全部やらないにしても、ちょっとずつ小さなところから

取り組んでいたら、いまごろ僕はどうなっていたでしょう。

 

いきなり大きな絵をかいて、最終目標をイメージして

あ、無理やわ

ってなるのが、いままでのわたしでした。

いまは少し成長して、まずその大きな目標に向かって

 

一番小さな

自分にできる事は何か?

 

から始めます。

小さな一歩はつまずいてもすぐに修正可能。

失敗して終わっても、誰にも気づかれない。

気づかれるようなところまで持ってこれたらそれは大成功。

小さな一歩が本当に大切だと知りました。

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