仕事を志事に。
働くことで幸せが実感できるような社会の実現を願う、キャリアコンサルタントの中野敦志です。
フリーランスとしての新しい名刺が届きました。
昨年2月に退職してからの失業保険受給期間中、「無職」という言葉はあまり使いたくなかったので、「フリーのキャリアコンサルタントです。」というようなことを言っていたのですが、このたび「フリーランスのキャリアコンサルタント」になりました。
サラリーマンではないので、肩書なんてどうでもいいとは思うものの、やはりまだまだ自分の名前だけで通用するようなものではありませんので、何かしらの自分を表す肩書が欲しいものです。
フリーランスのキャリアコンサルタントということは、キャリアコンサルタントをプロでやっていくということになります。
では、プロのキャリアコンサルタントって何でしょうか?
そもそもキャリアコンサルティングにプロもアマチュアもあるのでしょうか?
様々な言葉の定義の壁にここ1、2年悩まされてきました。
それはキャリアコンサルタントというものに明確な定義がないからです。
枠がない。と言い換えたほうがいいかもしれません。
事実、いま派遣で行ってるキャリアセンターでは、キャリアコンサルタントではない大学職員の方と我々相談員と言われるキャリアコンサルタントは同じことをやっています。
学生の就活支援です。
では、その大学職員の方のキャリアコンサルティングと我々のキャリアコンサルティングに明確な差があるかというと、決してあるわけではありません。
ただ違うのは、企業での勤務経験と、パラレルキャリアやフリーランスとしての位置づけについて経験上知っているということです。
しかし、この経験の差については直接キャリアコンサルタント資格には影響しない部分です。
キャリアコンサルタントは企業経験が少なかろうが多かろうが関係なく、キャリアコンサルタント試験に合格すれば与えられる資格の名称です。
では、キャリアコンサルタントという資格を使って行うプロとしての業務は何なんでしょうか?
逆に枠がないという定義を採用して、「人と組織に関係すること全般、個人の働くことについての中長期計画作成を支援する人」ということにしたいです。私個人的に。
なので、元々枠を作ることが苦手な私は、「フリーランスのキャリアコンサルタント」という定義を枠のないバージョンとして採用させていただきたいと思っています。
なので名刺にも職業としてのキャリアコンサルタントとは書いておりません。
しかし、名刺デザインはシンプル過ぎたかな。
こちらも試行錯誤します。