企業植物論と超マクロマネジメント

生き方・働き方

私が34年在籍した千趣会と言う会社は、昭和30年に

創業者・故高井恒昌氏が起業された会社です。

私が入社した当時は、

未上場で売り上げ規模も300億円弱くらいの規模の会社

だったと記憶しています。

 

会社の最終面接で、

「君は女性は好きか?」と聞かれたのは度肝抜かれましたが

明るく、

「はい、大好きです」

と答えたのが良かったんだと思っています。

 

会社の方は

社員の人柄が好くて雰囲気が温かく、楽しい空気が流れていました。

その社風を作り出しているのは紛れもなく創業者の高井さんだったと思います。

ちょっと風変わりなおじいさんという印象でしたが、

とても愛情深い方でした。

彼が唱えた企業理論が今日のタイトルにある「企業植物論」でした。

 

1990年頃に当時としては珍しい衛星放送による社内放送をやって

いました。隔週月曜日朝の全国一斉リアルタイム放送です。

全国に支店がありましたから、

彼らにも同じように情報を届けたい。と高井さんが仰ったと伺いました。

かなり高価な装置だったと思います。

 

忘れもしない第一回の放送は、高井さんのお話でした。

その時に聞いたのがこの「企業植物論」でした。

 

企業経営は植物を育てるのと同じようなものだという仰いました。

植物は自らの生命体としての使命を受けて大きく育っていく。

無理に大きくしようとしたり、捻じ曲げようとしたりしてはいけないと。

企業も企業自体が持つ力を自然の法則に従って育てていくものだと。

 

太陽は経営理念。

ギラギラとした暑苦しくなく、かといって陽が弱くてもいけない。

空気・水は中間層が作り出す人間味ある社風。

誰かの悪口を言ったり誰かのせいにするような汚れた雰囲気ではなく

ほどよく栄養分のいきわたった社内の雰囲気であること。

土は従業員の心。

これが一番大切だと仰っていました。

自分の人生を通じて会社をどのように考え、会社に何を期待している

のか、会社への思いが大切である。

 

昔はユニークな人材がたくさんおられました。

わたしは凡人でたいしてユニークさはありませんでしたが、その彼らを

システムで支えることで貢献感を覚えていました。

個人商店の集まりと言われるほど、マクロマネジメントの会社でした。

わたしが営業から本社に異動した時に配属された部門の上司から

マネジメントされた記憶がまったくありません。

業務指示も、着任したときに、

「パソコン覚えておいて」と

新しいシステムを作るときに、

「ヒアリングしといて」だけだったように思います。

 

自律的で、裁量のある仕事はやっていても楽しくやりがいにあふれて

いました。

どうすればいいのか?

をすべて自分で考え行動することを覚えました。

ゴールだけを示していただき、あとは「任せたよ」

いまの私の働き方の原点だったと思います。

 

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