不安と向き合う楽観的な58歳

キャリア

人は私のことを『楽天家』と呼びます。

いつ見ても楽しそうやな~とか、不安なことなんてないやろ?って。

それはずいぶんと昔からそういわれ続けてきました。

 

ところが以前の私は、

不安ばかりを感じて生きてきました。

 

人間は言葉が出来て未来を考えるようになった時、

死を考えるようになり、

死の恐怖から逃れるために、

楽観性を持つようになったと言われています。

 

他の動物のように、

”いま”しかない生物に関しては不安も楽観性もありません。

高度に進化したがために、

私は楽観性を強度に発揮していたのです。

 

実は、不安に対する恐怖は人一倍強い人間でした。

20年以上パニック障害に悩まされ、電車や高速道路にも乗れず苦しんだのですから。

 

本をめったに止まない私が40歳を過ぎて読んだ本が、これらです。

  

 

すべておすすめの書物です。是非ご一読を。

とにかく不安で不安で仕方なく、自分のこれからをどう生きていくべきかを迷っていました。

 

さて、話は続きますが、

今回新型コロナウイルスの感染拡大に伴う自粛要請ですっかり社会は変わりました。

ウイルス自体はいいものではありませんが、人間が環境を破壊したがために生まれたウイルスです。

人間としてそこは責任を取らないと仕方ないと、人間の一人として向き合っています。

 

私自身も4月から決まっていた仕事はほぼすべてキャンセルとなりました。

4月も5月も、そして6月もほぼ0と言う状態です。

しかし、この状況を嘆いていても仕方ありません。

次に進むべく色々と準備をしておりました。

ところ6月1日、突然不安感が私を襲いました。

すべてのやる気とポジティブな感情を奪い去り、

部屋の片隅でガタガタと震えるような孤独な感情に包まれました。

こんなことは久しぶりの経験でした。

 

もうお前には仕事は来ない。

ここまでだな。お前の理想も。

自分が進むべき道は閉ざされたんだ。

 

悪魔の囁きが、

聞きたくもないのに聞こえてきました。

そして2日間、身を小さくして不安と向き合いました。

 

そうですか、そうきましたか。

知っているよ。

そうやって俺を「どうせ俺なんかここまでの男だよ」って思わせようとしてることを。

過去何度も襲ったよね。

しかし今回はこの感情としっかり向き合い、

不安な感情にさせる要素をすべて書き出し、

そのひとつひとつと真摯に向き合い、

歪んだ認知だと認識して、

正しく捉えるかを考えることに時間を取りました。

 

不安。

漠然とした意味のない不安感。

先は誰にもわからない。

いま重要なことは、不安を拒否して頑張ることではなく、

不安である自分を許し、

すべての不安と向き合うことです。

先のことは誰にもわからない。

真実はそれだけです。

だから、日々自分の人生にとって重要な事柄だけに集中することが大切です。

何が重要か。

それは自分の人生の目的であり、自分が大切にしている価値観です。

行き止まりがあったら戻ればいいし

回り道だって構わない

その道自体を楽しめばいい。

 

今回は、

大きな嵐の中、目の前が見えない状況で必死で進んでいくときに

行った道が途切れていただけのことだ。

しばらくテントに留まって嵐が過ぎるのを待てばいいさ。

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