自己概念の3回目となります。
自己概念とは、自分が自分をどう認識しているか。
という考え方です。
人間は、瞬間的な経験を1日20000回行うそうです。
その都度、選択や自分への対話を行っています。
当たり前ですが、人生において自分との会話が他のどの人よりも多いのです。
あ~、今日もダメダメだったなぁ
俺っていつもこうなんだ
また失敗だった
うまくいくことなんかあるのかな
あいつはうまいことやりやがってきたないやろうだ
そんなことを自分と会話しているとどうなります?
そのことがどんどん補強されていって
自分がそういう人間になっていきます。
それが1日20000回
それではどうすればいいか。
自分との問いかけの際に、その事実や考えをいったん意識の上に出すことです。
やる気起きないなぁ~
と考えたとき、
いったんその感情を意識上に引っ張り出して、
なぜやる気が起きないのかを考えることです。
いまの自分が置かれている状況。
やるべきことをやった時の感情を思い起こす。
だらだらとやるときと集中してやった時の結果の差。
さて、どうする?
などと自分で考えることによって、
やる気起きないなぁ~がとてももったいないことだと思いませんか?
10分だけ集中してやってみよう!
になると思います。
こうやって、いまできることを考えやってみることでどんどん自己肯定が強化
されていきます。
それの究極が習慣化になってきます。
いいことの習慣化を積み重ねることによって自己概念が浄化されていきます。
さて、今日からやってみましょう。
1日20000回のうち10回でも無意識の判断を意識にあげてみてください。
そしてその事象や思考の原因や無意識で行ったときとの結果の差を想像してみてください。
一日1回自分を向上させて自己概念を肯定化し、成長させていきましょう。
それが自分と向き合うということかなと思います。
自戒を込めて。