やる気を出さなきゃ!
って思っているうちは、うまくいかない。
やる気なんて無理して出すものではない。
「覚悟の磨き方(超訳・吉田松陰)」という本を
54歳の時に読んだ。
やる気が沸々と湧き上がる。
俺は現代の坂本龍馬になるんだ!なんて。
そして、会社に行って、色んな理不尽を感じながら生きていると、モチベーションがどんどん薄れてくる。
「うわ!昨日はやる気に満ち溢れていたのになんでだ?」
元の木阿弥、俺は結局変われないんだな。
と落ち込む。
気持ちを奮い立たせて、本を読み返す。
気持ちが盛り上がるときもあるが、盛り上がらないときの方が多い。
そんなことを何度か繰り返していくうちに、
モチベーションが薄れてしまうことも受け容れられるようになった。
人間100%フルスロットルなんて出来っこない。
そういう時期は無理に盛り上がらせる必要はない!と。
受け容れることによって、
自然なモチベーションの持ち方が理解できるようになってきた。
今もたまに不安になる時があるが、
それも受け容れる。
すべては「今ここの気持ち」がどうか?だ。
今ここの気持ちを大切にすることによって、
自分の行動を自分で選択し、
受け容れることによって、
次の機会が訪れる。
そうやって、どんどんプラスの気持ちが強化されていく。
やる気、モチベーションは無理して出すものではない。
その気持ちが薄れていってもへこむ必要もない。
時期を待つ。それだけ。
今日はこれまで。では、また。