仕事を志事に。
働くことで幸せを実感できる社会の実現を願う、キャリアコンサルタントの中野敦志です。
今日、「星のや」の星野社長のインタビューを読んで思った。
「フラット」と言うと組織レイヤーがフラットなのかと思われがちですが、組織のレイヤーは機能的にも必要ですし、存在していいと思っています。機能的に作った組織図は、やはり権限を持った人の名前が上のほうにあり、そこは一般的な会社組織となんら変わりはありません。我々はフラットな「文化」を醸成することが大切だと感じています。権限を持つこと、責任者であることも一つの仕事ではありますが、その責任者が特別に「偉い人」である必要はないというのが「フラットな組織文化」のポイントです。
~中略~
普段から人間関係をフラットにしておかないと、いざ議論というときに意見を言えないのです。そこから私たちは、「偉い人信号をなくす」というところに踏み込んでいきます。これが「フラットな組織文化」を根付かせました。
私は中学1年の時に卓球部に入部したんだけど、
偉そうにしている3年生が、嫌で嫌で仕方なかった。
なので、3ヶ月ほどで退部した。
それ以降、社会人になるまであまり先輩、後輩を意識することがない世界で生きてきた。
そして社会人になって8年間、営業所で働いた。
支店長をトップに超ヒエラルキー組織の典型だったけど、
先輩後輩の関係はあったものの、
幸いにも前職の企業は壁があんまり無かったな。
「星のや」同様、組織こそヒエラルキーだったが、
社風はフラットで偉そうにしている人は少なかった。
当時の課長がペーペーの私に頭を下げてシステム処理のことを教えを乞うていた。
そんな会社でしたね。
そう感じるのは私だけ?
偉そうな人オーラを出している世界が私には居心地の悪い場所でした。
いま、最もそういう世界から離れている。
私はこの世界をずっと求めていたのかも知れません。
いまさらながら、そう思うのでした。
しかしこれからの社会はそれが主流になってくると、星野社長のインタビューを読んでいて思った。
フラットな組織風土があれば、また組織に戻っていくのもいいなぁ~と思うのでした。
今日はこれまで。では、また。