仕事を志事に。
働くことで幸せが実感できるような社会の実現を願う、キャリアコンサルタントの中野敦志です。
ここのところお会いする人と、「動けるのはなぜか?」って話題がよく出て来たので、それを今日のテーマにしてみました。
行動変容は人生を大きく好転させるために必要な要素です。
私も何年もの間、「動けない男」でした。
いいこと思いついても、まず頭で先を読む。
「上手くいかない」
「笑われる」
「後ろ指刺される」
「失敗すると恥ずかしい」
などなど、あるあるパターンなネガティブ発想にはまってしまいます。
ただ考えてみると、自分の仕事の領域では、それが出来てました。
会社の仕事とかは、特に意識をせずとも巻き込んで動いていくからですね。
つまり、ここでの「動く」というのは、新しい領域での行動がという定義です。
では、なぜ私は出来るようになったのか?
私の場合、最初に動いたのは8年前です。
「中学の学年同窓会開催」が自分の領域を超えた初めての行動だったのです。
なぜ動けたのかと言うと、
「自分にしか出来ない」という使命感があったからです。
では新しい領域に対して、自分しか出来ないと思い込むにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、自分をそういう状態に持っていくことだと思います。
自分にしか出来ない状態に持っていくには、
常に好奇心を持ちアンテナを張り巡らせることです。
私も思いついてから半年以上は動き始めるのにかかっています。
まずは自分が出来る小さな事から行動するのです。
その小さな積み重ねから偶然の出来事を引き寄せます。
そしてそのチャンスを逃さない事です。
チャンスは普通の顔して通り過ぎる事もあります。
それには好奇心と、柔らかな心と素直な心を持ち続けることです。
チャンスは至る所にあります。
その兆候を掴み取る事だと思います。
掴めば自然と「自分にしか出来ない事」になります。
そうすれば自ずと「使命感」を感じ、動き始めます。
まるで何かに取り憑かれたかのように。
だから、「動け」と言われてもそんな簡単に動けるものではない。
という事です。
結論としては、まず自分の「あり方」を整えることだと思います。
自分はなにものになりたいのか?
どんなことをしていきたいのか?
どんなものが自分にとって楽しいものなのか、やりがいを感じることなのか?
言い換えれば自分の「軸」を作ることだと思います。
「軸」によって共感が生まれ、人は寄ってきます。
そして人との絆を大切に思う心が人を魅了していきます。
今日はこれまで。では、また。