仕事を志事に。
働くことで幸せを実感できる社会の実現を願う、キャリアコンサルタントの中野敦志です。
『社会貢献する前にまず自分の自己実現だ。』
『自分の稼ぎや仕事で社会貢献なんて出来ない。』
本当にそうなんでしょうか?
そもそも社会貢献ってなんでしょうか?
前職の企業理念も「企業の存続理由は社会貢献にある」と謳っています。
社会貢献なくして企業は存続してはならないと言っています。
創業者は何を考えてこの企業理念を作ったんでしょうかね。
明後日、こんなセミナーをやります。ここで少し語れるかな?
まだ若干お席はあるようです。もしご都合合えば参加してください。
~千趣会創業者・髙井恒昌の『企業植物論』から考える 令和時代の幸福経営~
https://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201907/D25190828012.html
会社の規模を大きくして多くの社員を採用し、立派な社屋を作ってから社会貢献する。
たくさんの売り上げを上げるようにしないと社会貢献なんてできない。
企業に置き換えると、前の発言はそういうことになる。
しかしそうでしょうか?
ひとつの商品が、困っている人を助ける。
ひとつのサービスが、困っている人を助ける。
楽しい会社の雰囲気が働く人の心を和ませる。
企業が作り上げたシステムが多くの社会基盤に影響を与え便利だけでなく心の安らぎや、人と人の結びつけを強くしたり、夢や希望を与えることも出来る。
私は前職の企業でそういうことを多く経験してきました。
社会貢献の末に利益を生み、会社が大きくなった。
そう言い切れると思います。
個人でも、自己実現する過程で社会貢献できるし、稼がなくても、ちゃんとした仕事にならなくても可能なんです。
つまり自分だけのためでなく、社会に与える影響や他の人に対する影響がよいものであればそれは貢献だと考えています。
僕がOBPアカデミアで開催しているキャリアのセミナー。
2000円という参加費をいただいておりますが、場所代やゲストの足代、経費を差し引くとほとんど利益なんてありません。
しかし手前味噌ですが、多くの人に「自分のキャリアを考えていただける時間」を作っていただけます。
私は決して参加される方のためだけを思って社会貢献してるわけではありません。
自分の実績作りだし、自分の経験や知見を増やすためにやっています。
ゆくゆくはこの活動が何かと結合するか、単独で仕事として稼ぎ出すかも知れません。
が、しかしいまはまったくそんなことは考えていません。
楽しいからやってるんです。
昔ビジネス系の交流会に参加した時に、声をかけてくる人が、自分にメリットあるかどうかで判断している感じが嫌でした。
いま私はセミナーやワークショップに参加して多くの人と出会っていますが、自分にメリットがあるかどうかという判断はまったくしていません。
ひとりの人として出会っています。
その人の属性にはあまり意識がいきません。
つまりどこの企業に勤めていてどんな仕事していて、どんな地位で、何歳で、過去のキャリアはどうか、などはまったく気にしていません。
どちらかというと、いま交流している人たちとどう掛け合わせてたら楽しいだろうかと考えて出会っていると言った方が正しいのかも知れません。
お互いにWinWinであることだけを意識しながら話をしたり聞いたり考えたり交流しています。
まったく考え方や年齢や背景や過去のキャリアなど、想像もできない掛け合わせから何か途方もないものが生まれるんじゃないかと思うと、本当に楽しくてわくわくします。
今回、キャリアコンサルタントグループwellbeingのOBPアカデミア様でのイベントで、ストレングスファインダーのセミナーをやっていただく中山晴菜さんとも最初からその話でお会いしたわけではなく。
別な話でお互いWinWinかなと思ってお会いしていました。
ところが急な展開で登壇していただくことになりました。
僕が普通にキャリアコンサルタントをしていたら出会うこともなかったし、出会っても再び会うこともなかったでしょう。
28歳と57歳、ダブルスコアの世代を埋めたのはおそらく『志』だと思います。
こちらが9月のセミナーです。まだ席空いていますので是非ご参加ください。
今日はこれまで。では、また。