仕事を志事に。
働くことで幸せが実感できる社会の実現を願う、キャリアコンサルタントの中野敦志です。
昨日、ブログで希望退職の経緯を少し話させて頂きました。
その流れでもう一つ。
色んな要素がコップの水が溢れるが如く留まる理由がなくなった。
そのもう一つの要素として、60までの4年間でこの会社での副業解禁はないな。と思ったからです。
もし、前職企業が副業可能だとしたら、留まっていたかも知れません。
60歳までの4年間、外での活動を続けていったときに、
やはり実際にお金を稼ぐための活動でないと意味がないと思ったわけです。
自分が市場でどの程度価値があるのか。通用するのか。
それは、お金という尺度で評価してもらうしか確かめようがありません。
一度、日本マンパワーでのキャリコン合格体験会でお話しさせて頂いた時に、
5000円の報酬を得た事がありました。
たった5000円ですが、お金を稼ぐという実感がありました。
サラリーマンは、自分のリソースで給与以外のお金を稼ぐという経験が出来ない
なのでこれは私にとって貴重な体験でした。
結局、人生の目的だ、利他主義だ、
といっても生活出来なければそれは達成出来ません。
超個人的な意見ですが、今後は企業に雇われて働く方も含めて、
自分の裁量で仕事をする人が飛躍的に増えると思います。
そうなると社内よりも社外のネットワークが必要です。
それは人、情報、場所です。
様々なリソースを使って、新しいものを創り出すことが求められます。
それには副業で培った力が重宝する時代が、すぐそこに来ていると思います。
私の個人的な都合ですが、
60歳から自分で稼ぐいこうとすると、
この4年間を無意義に過ごすことは出来ませんでした。
自分で稼ぐ。
ということが出来なければ、私の人生の目的は達成することが出来なくなる。
ということです。
それを回避するには、希望退職金という資金をいただき、
60歳までの4年間を有意義に過ごし
一生働けるリソースを身につける方がいいと思いました。
副業を解禁すると、私の様に辞めようと思っていた社員が残ることも考えられます。
万一会社を辞めたとしても、いい関係でずっとつながっていける可能性もあるわけです。
外で力を発揮できる人間と、繋がっておくことは、今後非常に貴重なことになると考えています。
なので、私はどんどん副業を解禁して力をつけた社員との繋がりで企業としても可能性を広げていくことが大切だと思う次第です。
今日はこれまで。ではまた。