仕事を志事に。
働くことで幸せが実感できる社会の実現を願う、キャリアコンサルタントの中野敦志です。
お久しぶりの松下幸之助語録です。
「人間はダイヤモンドの原石」
人は誰しもダイヤモンドの原石の様に、磨くことによって光を放つという意味です。
それは、磨き方いかん、カットの仕方いかんで、さまざまに異なる燦然とした輝きを放つものである。
私は今月のキャリアコンサルタントグループwellbeingのキャリアワークショップで、
「我々は誰ひとりとして人間として同じで、誰ひとりとして同じ人間は存在しない。」
というお話をさせていただきました。
この言葉と共通していると思います。
人はみんな存在しているだけで価値のあるものなんです。
ありきたりではありますが、OnlyOneなんです。
ダイヤモンドの原石とは、その人の価値を認めることだと思います。
そして、それぞれの磨き方、カットの仕方を施したダイヤモンドはそれぞれの輝き方で光を放つのだと思います。
高度成長期から、いままで続く日本の経営メカニズムは、「右向け右、そして前進あるのみ」に近いような同一価値観、そして一定のルールから逸脱せず頑張ることが美徳だとされてきたように思います。
私は、今後はこの「人間はダイヤモンドの原石」という認識の元、多様な価値観を認めてそれぞれの価値を追い求めていくことが大切だと思います。