前へ進む力

諸事

仕事を志事に。

働くことで幸せを実感できるような社会の実現を願う、キャリアコンサルタントの中野敦志です。

 

3月11日。

東北に大地震が発生してからちょうど8年が経ちました。

今でもテレビから流れてくる衝撃の映像は鮮明に覚えている。

自然の威力の前に人間は無力であることを改めて思い知った一日でした。

人間は自然を超えてしまった存在ではあるが、結局は自然の中で生きている動物なのだと。

我々人間も地球上においては、小動物と何ら変わらない存在なんだと思ったのでした。

 

今日のブログのタイトルは、「前へ進む力」です。

東北大震災の復興をテーマにしたわけではありません。

これは、60歳手前の1人の男のお話です。

先日、今年希望退職した前職の元同僚が、相談があると言って私を訪ねてくれました。

再就職活動をする中で、人生の選択で悩んでいた。

どこかの企業で雇われて働くこと自体は嫌ではない。

中野みたいに一人で仕事して食っていくなんてことは俺には出来ないと思う。

しかし今、再就職したとしても、すぐに60歳定年の先のことを考えないといけない。

定年後に家の用事をして暮らすことも苦ではない。

だが、色々と考えて「いずれも違う」という結論に至り悩んでいる。

そして色んなことを話しているうちに、こんなことを言い出した。

「自分は長い間、前職企業で一つの仕事をして来て、それについてはある程度のノウハウはある。

しかし、それを次の仕事で活かせるとも思わない。

また、その仕事をしたいともあまり思わない。

モノや情報を扱う仕事よりも、自分はマネージメントをしてきた中で、人と関わる仕事の方が合っていると思うんや。」

と。

で、ある人に「キャリアコンサルタント」なんかいいのではないかと勧められたと言い出した。

実はある人が誰であるかは察しがついていたのですが(笑)私の広いネットワークの中に彼のことも取り込まれてはいたのです(笑)

 

彼の相談の真意はこのキャリアコンサルタントが自分に向いているかどうか、将来性のある仕事かどうかを俺に聞きたかったのだとその時に悟った。

私はキャリアコンサルタントについて現状をそのままお話した。

最後に彼は言った。

「俺、この失業保険のもらえる期間を勉強の時間に充てるわ。勉強頑張るわ!」

「でないとこのまま迷っていても自分がダメになりそうでな。」

2時間ほどの面談の一体どこで決断したのかわからないが、この時強く言い切った。

そして、その場で講座の入会手続きをして帰っていった。

彼がキャリアコンサルタントとして歩む道はどこへ行くのかはわからないが、旧知の仲間が私と同じ資格にチャレンジしてくれて一歩前に進んで行く決断をしたことがとても嬉しかった。

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