仕事を志事に。
働くことで幸せを実感出来るような社会の実現を願う、キャリアコンサルタントの中野敦志です。
毎月一回、企業人事担当者で集まり、各自、各社の課題を共有してお互いの経験や知識で解決の糸口を見つける会を開催しています。
元々は私も企業人事担当者でしたので今も中立な立場で参加させて頂いております。
昨夜2回目の会を開催しました。
テーマは各社持ち回りで、昨日は「モチベーション向上、
ここで出てきた課題をカテゴリーにまとめると、経営・ビジョン、組織・風土、マネジメント、個の意識になりました。
それぞれのカテゴリーにおいてどのような対策が考えられるかを昨日は検討しました。
実はこのブログを書きながら気付いたのですが。
前職でお世話になった企業の創業者が唱えていた「企業植物論」がこの解決施策になるのでは無いかと思い立ちました。
企業は植物と同じで、ある条件が揃わないと成長しないと言う持論です。
ちゃんと育てるには太陽と水、空気、そして土が健康でないといけないと。
太陽は企業の理念、ビジョン。
ずっと雲に隠れて見えないのでは困る。
或いはギラギラと照りつけるのでもダメだ。
適度に地面を照らし優しく時に厳しく植物に必要な光を届ける事が大事であると。
私はこの企業理念が経営陣の一挙手一投足にまで反映されていることが大切であり、行動の端々まで、例え不合理であろうと徹底されている事が大切であると考えます。
次に水と空気。
これは組織風土、それを作り出すマネジメントだと仰ってました。
風通しが良く、間違ってることは間違ってると言える組織でないといけないと。
そしてマネジメントは人間的にウェットな面も無ければいけないと。
今で言うと、心理的安全性の場を作ることですね。
最後に、実はこれが一番大切だと常に仰ってました。
それが土。
それは、従業員の心だと。
豊かで肥沃で栄養分を行き渡らせる土でなければならないと。
個の意識。
企業を支えるのは人である。
経営も組織もマネジメントも行き着く所は「人」