短所の裏にあるもの

生き方・働き方

仕事を志事に。

働くことで幸せを実感できるような社会の実現を願う、キャリアコンサルタントの中野敦志です。

 

突然ですが、

私は「適当な人間」で、いつも「ちゃらちゃら」して、「へらへら」と楽しそうにしています。

サラリーマン時代、私は常に自分をそう評価していました。

これは前日の「直感」にもつながる話なのですが、自分は多くの判断や選択を論理的にするのではなく、自分の感覚で、よい頃合いを見つけそこに落とし所を見出して行っていた。

それを外から見ると、「適当やな~」になるのです。

だから、マネージャーになって管理をすることになっても論理的に対応できませんでした。

根拠はすべて自己の経験値から、だったのですから、他から見れば、論理的な根拠はないということになります。

自分ではそれを否定することもなく、それしか出来ないんだから仕方ないと開き直っていました。

しかし、それがゆえに、自分は管理職らしくない。というレッテルを自分に貼って生きていました。

つまりそれがサラリーマンとして生きていく上での弱みだと認識していました。

そして、管理職時代を終え、「弱みの重み」を感じながら「役なし管理職」として先のないサラリーマン人生を惰性で歩んでいた時に、ある方から言われた一言で自分を取り戻すことになりました。

その方は、社外の方で、システム構築のプロジェクトマネージャーとして前職の会社に来られていた方でした。

その方が自社に戻られる時の送別会で、2次会に向かう道中をたまたま2人で歩いてた時に、

「私は、システム要件で現場の方と打ち合わせする時に、お互いの言い分を言い合うのではなく、お互いが利益になるような形に出来ないかといつも苦心していました。」

「中野さんは、すごいですよね。現場の方との打ち合わせの場に入ってくるだけで場が和むんです。その能力が欲しいです。」

私は、その言葉を聞いて、色々こだわっていた無能感がすべて崩れ、弱みの裏側にある強みに気づきました。

私には、人を和ませ、場を作る能力がある。と。

それは、厳格なプロジェクトマネージャーではなかなか出来ないものなんだと。

人それぞれの能力を認め合って、人それぞれは万能ではないことを知り、人それぞれの強みを発揮していけば、みんなイキイキと働けるのではないかと思いました。

 

私はその言葉をいただいた以降、自分の強みを発揮していきたいと思ったし、その強みを磨いていきたいと思いました。

弱みと思っていることの裏側には何がしかの強みが隠れているのではないかと思います。

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